フォースカッターとハイパーナイフ、エステに導入するならどっち？

こんにちは！レディチアです。

今回はフォースカッターという痩身機器と、ハイパーナイフという機器の比較記事となっています。
というのも...

といったサロンオーナーさんが多いからです。

レディチアでは結構こういった相談をよく受けます。今回はそういった悩みを持ったサロンオーナーさんに届くようにと比較記事を書かせていただきます。

はい！まず結論から先にお伝えすると…

• フォースカッターのラジオ波は「モノポーラ」と「マルチポーラ」の2つ。さらに吸引やEMS,ポレーションまで付いている！
• ハイパーナイフは「バイポーラ」のみ

ということです。

大丈夫ですよ。わかりやすく解説していきますね！

ハンドピースはフォースカッターのほうが多い！

フォースカッターは、たくさんの機能がついています！

ラジオ波とは？

まずは、フォースカッターとハイパーナイフについて話す上で避けては通れないラジオ波について紹介していきたいと思います。

ラジオ波（Radio Frequency）とは、一般的に高周波のことを指します。いくつかのサロンではRadio Frequencyの略語でRFと読んでいるところもありますね。

どういった仕組みになっているかと言うと、高周波の電流を体に流して、生体細胞内から(+)イオンと(-)イオンが押したり引っ張る分極運動を起こすんです。ちょっと難しいかもしれませんが、簡単に言うと、分極運動を起こすことにより、体の中で熱が発生するんですね。だいたい3～5度くらい体内の温度が上がるとされています。内部から温めることにより、体質改善もされ、それにより体を痩せさせる効果があります。

ラジオ波には、いくつか種類があり…

1. モノポーラ式
2. バイポーラ式
3. マルチポーラ式

のなどなどがあります。（他にもあるのですが、とりあえずこの3つを比較していきます）こちらも詳しく説明してきますね！

モノポーラ式

モノポーラ式は、電極から高周波を流して摩擦熱を発生させるラジオ波です。表皮から5cmほどまで熱が届き、体内から温度を上げることが可能なんですね。そのため、多くのエステ機器はモンポーラ式を採用しています。

モノポーラ式の機器を使用すると、内部にアプローチ可能で、深層部分の温度を41度以上にすることで脂肪へしっかりアプローチ可能なんです。施術後3－6時間は効果が続きますよ。

バイポーラ式

バイポーラ式では、1つの電極からもう1方の電極にラジオ波が流れます。
流れていく間に皮下2㎝以内の脂肪層を通るので、そこにジュール熱が発生する、という仕組みなのですね。

1つの電極から出たラジオ波が、反対側の電極へ…という感じです。とにかくバイポーラ式のラジオ波は「皮下2㎝までを温める！」と覚えておけばOK!

マルチポーラ式

マルチポーラ式は電極が3つ以上ある機器です。

こちらは、電極が多いため、施術時間にかかわらず短時間でも均一にアプローチできます。そのため、均一に熱を伝達できるんですね。表皮から浅い部分にも深い部分にも両方に効果を与えることが可能なのがこのマルチポーラ式なんです。

フォースカッターのラジオ波は？

ここまで、ラジオ波の種類を解説してきました。そこで気になるのが、それぞれの機器はどのラジオ波を使用しているか？という点ですよね？まずはフォースカッターから解説していきますね！

フォースカッターのラジオ波はモノポーラとマルチポーラの2種類を利用しています。

なぜこの2種類を利用しているのかというと、

モノポーラにより、『深部加温』による、脂肪燃焼が促進と新陳代謝の活性化をさせることにより

• 体内に溜まっていた毒素や老廃物も排出される
• 太りやすい体質をリバウンドしにくい、痩せやすい体質に変える
• 熱を内臓脂肪まで届かせて、内臓(腸)を活性化させ便秘の解消や全身疲労を回復させる

といった効果が期待でき、その後マルチポーラ式で皮膚や肌の引き締め、たるみケアを行います。摩擦熱運動による施術で、コラーゲンタンパク質を長時間活性化。そのため

• 繊維が縮まることにより、肌の弾力もアップ
• 皮下脂肪やセルライトの溶解
• ダイエット後に発生しやすい皮膚のたるみを予防

などが期待できますよ！

気になっちゃいますよね！それでは、ハイパーナイフのラジオ波に関しても解説していきます。

ハイパーナイフのラジオ波は？

フォースカッターのラジオ波を知ったあとは、ハイパーナイフのラジオ波も知りたくなりますよね。

フォースカッターは2種類のラジオ波を利用しているのですが、ハイパーナイフは1種類なんです。そのラジオ波というのが、バイポーラ式なんですね。

先程もバイポーラ式に関しては書いたのですがバイポーラ式は、電極間内でしかラジオ波を流すことができないため、浅い部分までしか効果を与えることができないケースもあります。

ただ、出力を比較すると、

フォースカッター、ハイパーナイフまとめ

ということで、フォースカッターとハイパーナイフのラジオ波に関して書いてきました。

ここまで書いてきた内容を読んでいただくとわかると思いますが、まずフォースカッターのほうが機能が多い。

さらには、フォースカッターとハイパーナイフのラジオ波は種類が違う。さらに、ハイパーナイフは１つのラジオ波(バイポーラ式)を使用しており、フォースカッターは２つもラジオ波(モノポーラとマルチポーラ式)を使用しているため、 “モノポーラ＆マルチポーラのフォースカッターの方が優れている“ということなんですね！

ただ、フォースカッターはラジオ波を２種類も使っていて、機能も多く、非常に良い機器なんですが、出力は46ｗとハイパーナイフと比較すると弱い機器。

もちろんそうなんですが、出力がもっと強い複合機もありますし、キャビテーションがついているともっと良い！ということも言えます。

サロンオーナーさんならわかると思いますが、自分に合ったサロン機器選びこそがサロンの将来を決める！と言っていいほど重要です。

レディチアのコンテンツでぜひお勉強して、失敗しない機器選びをしましょう！