ハイパーナイフが効果が出る仕組みを徹底的に説明してみた

こんにちは！レディチアです。

今日は、ハイパーナイフの仕組みについてお話します。

ざっくりまとめると、

この記事では、
「ハイパーナイフってなんで効果がでるんだろう？」という疑問についてお答えしていこうと思いますよ～！

最後まで読むとレディチアさんのぶっちゃけた見解がありますので、ぜひ最後までお読みくださいっ！

 

はいはい。
よく間違われますが、ハイパーナイフは、脂肪をそぎ落とすわけではありませんよ！

まず、メーカーのうたっている機能についてチェックしよう！

さて、説明する前に、メーカーさんであるワムさんのうたっている、ハイパーナイフの機能/効果についてチェックしていきましょう～。

▼ワムさんのハイパーナイフ機能の動画はこちら▼

ハイパーナイフの効果①：温め

脂肪をあたため、脂肪分解を助けてくれる。（温めるのがポイントなのです。）
（人間の身体を温めるととにかく脂肪が分解されると覚えておいてください。）
（ただし、温める機械はぶっちゃけ他にもいくらでもあります。笑）

部分痩せに効果抜群です。他の機械よりも強いとのこと。
（なぜなら、通常の高周波よりも脂肪に届くのが早いから。）

ハイパーナイフの効果②：ほぐし

通常の高周波だと温めた後にほぐすのが必要だが、
ハイパーナイフはほぐし効果があるので。

（つまり、ほぐしを人力でやる必要がないということです。）

ハイパーナイフの効果③：コラーゲン生成を助ける

線維芽細胞を刺激して、コラーゲン生成を助ける。

だから、リフトアップされます。

ハイパーナイフの効果④：肩こりなど改善

リンパや血流の促進ができるので、肩こりなど疲労感回復に役立つ。

（血は流しておくととにかくいいのです。あったまると、代謝が上がるので、それでも血行が良くなります。）

 

…と、大きく分けて4つの効果があると書かれていますね！

 

ハイパーナイフはラジオ波！

ハイパーナイフは痩身に特化した美容機器・エステ機器ですよね。

 

そもそもラジオ波とはなんぞや？ということですが…。

ラジオ波は大きく分けて、2種類あります。

バイポーラ式とモノポーラ式というのがあるのですが、
ハイパーナイフはバイポーラ式です。
（こんなのはエステで成功するためには、覚えないでよしですが。）

モノポーラ式については今回は省きますね。

バイポーラ式では、1つの電極からもう1方の電極にラジオ波が流れます。
流れていく間に皮下2㎝以内の脂肪層を通るので、そこにジュール熱が発生する、という仕組みなのですね。
つまりは、ラジオ波という電波によって、脂肪の中で熱が生まれるってことです。

そうそう。そういうことです。

ラジオ波は熱を内部で発生させるもの、と覚えておけばOK!

下の図は、ハイパーナイフのハンドピースではありませんが、
同じバイポーラ式のマシンでラジオ波が出る仕組みを説明してみました(^^♪

1つの電極から出たラジオ波が、反対側の電極へ…という感じです。

ハイパーナイフ施術が痩せる理由

よく、脂肪を溶かす！という文言がキャビテーションでもラジオ波でもみられますが、

残念ながら、ハイパーナイフで脂肪は溶けません(+_+)
これ超大事でもう一度言いますが、ハイパーナイフで脂肪は溶けません。
私もいろんなメイカーさんと話しましたが、そこを勘違いして、
「ハイパーナイフを使ったら溶けるんですよー。」といってくる営業マンがすごく多くて、
機械に詳しくなかったら普通に、それ信じてすぐ機械の契約しちゃうよなーと思いますが、
あくまで溶けない。代謝を助けると思ってください。

溶けるというのはあくまでもイメージです。分解を助ける、って感じです。

エスティシャンは、お医者さんではないけれど、人体の仕組みを理解するのとかは
すごく大事だから、その辺もおいおいお話ししますね。

 

実際に体内の水分に反応してジュール熱が発生しているわけですから、脂肪に効かないわけではないですが、
正直、そんな簡単に脂肪は溶けないんですよね。溶かしてたら医療行為になってしまいますからね。

でも、ハイパーナイフを施術してもらうと痩身効果があります。

それはなぜかというと、脂肪を直接溶かしているわけではなく、

というわけです。

①脂肪を温めることにより、代謝率を高めているから、脂肪燃焼を助けてくれる！

②血行やリンパの流れを良くしてくれるから、むくみが取れる！

実際にハイパーナイフを施術して、1回でウエスト-〇㎝！ということがよくあります。

でもこれ、実際は脂肪が燃焼して減っているわけではありません！
分解されているわけでもありません。

血流とリンパの流れを良くすることにとって、むくみを取っているのです！
つまり、脂肪は関係ないです。笑。なんてことでしょう。

ハイパーナイフメーカーのワムさんの謳い文句にもありますが、ハイパーナイフなどのバイポーラ式のラジオ波は、ほぐし効果があります。
暖かくてと電極がぼこぼこしているので、ダブルのほぐしが可能です。
つまり、温かぼこぼこのハイパーナイフを使うと、ハンドマッサージを受けたかのようなリンパケアができるわけです。

同じ理由で、肩こり解消、腰痛改善などにも役立ちます(^^♪

コラーゲン生成を助ける効果は？

線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン生成を助けるとありますが、これについても説明していきましょう！

線維芽細胞とは、真皮のなかにあるコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどの「ハリをつくる」要素となるものたちを作り出す細胞です。
つまり、線維芽細胞＝ハリを作ってくれるやつ。とでも覚えてください。

老化してくると、コラーゲンなどのハリのもととなる3要素が少なくなってきます。
そうなると、たるみやシワにつながる、というわけ。

即効性のリフトアップと、時間のかかるリフトアップ

実はラジオ波のリフトアップは、２種類あります。
即効性があるタイプと、時間がかかるタイプです。

即効性のほうは、ラジオ波が熱を発生させたときに、コラーゲンが少し縮まるので、
キュッとリフトアップする！というもの。

時間がかかるほうは、コラーゲンを再生産させるイメージです。

ラジオ波が真皮にあたると、線維芽細胞が少し傷つきます。
すると、肌をすりむいたときにだんだん新しい細胞ができて、皮膚がもどってくるように、
「コラーゲンをたくさん作らなくっちゃ！」となり、コラーゲンを作り始めます。

コラーゲンが増えると、肌にハリが戻ってくるので、リフトアップ効果がある！というわけです。

しかし！こちらは傷が治るのに時間がかかるように、
コラーゲン生成も時間がかかりますので、個人差はありますが2-3週間後～遅いかたは数か月後くらいからハリを感じることが多いですね。

レディチアの感じたこと…

というわけで、ハイパーナイフの効果が出る理由を説明してきました。

ワムさんの商品ページには、早く脂肪層に到達するので、部分シェイプに役立つ！とありますが、
それに関しては「ん？どうなんだろう」と思います(^^；

温められた場所から代謝率が高くなってくれるのはわかりますが、脂肪燃焼に関しては即効性があるものではないので、
そこに関してはなんともいえません。

でも、冷えは万病のもと、とよくいわれるように、
体が冷えていると代謝も悪くなりますのでもちろん太ります。
女性では生理痛がひどくなったり、不妊につながったり。
病気になりやすくなりますよね。

本当に、もっと、温めの重要性を知ってほしい。本当に大事すぎる！！！

あと、ラジオ波は整体などでもよく使われているのですが、
体内からジュール熱を発生させることができるので
冷え性の体質改善にすごく役立ちます。

温かいのでリラックス効果もありますし、むくみも取れますし、コラーゲンも生成されて
さらに体温を上げられるとなれば、
ハイパーナイフ自体は悪いことがありませんよね～。
（ただ、何度も言いますが同じ機能のエステ機器はたっくさんあります笑）

エステしたお客様には、お風呂に長めに入ってもらったりして、
健康を促進する為にも色々教えてあげちゃいましょう。

お客さんが元気になったら、すごく喜ばれるし、リピートされますからね。

ラジオ波は1回だけでなく、ぜひ継続して施術してもらうと、効果が出やすいと思いますよ！(^^♪

ではっ！