こんにちは!
わたしは自分自身がたくさんのエステ機器販売店に騙されてお金を溶かしまくった経験から、
もうそんなエステサロンオーナーを増やしたくない!と正しい知識を身につけ、
正しいエステ機器の選び方を発信しているレディチアです(^^♪
この記事では、お問い合わせの多い
「ハイパーナイフとインディバ、サロンに導入するならどっち?問題」についてお答えしていこうと思いますよ~!
ざっくり結論を言うと、ハンド派ならインディバ。
カンタン施術ならハイパーナイフ。
と思っていただいてOK。
Contents
ハイパーナイフとインディバの違いとは
ハイパーナイフとインディバの違いをカンタンに言うと、
「バイポーラ式か、モノポーラ式/CET&RETか」ということになります!
どちらもラジオ波です。
そもそもラジオ波とはなんぞや?ということですが…。
ラジオ波(RF/高周波)は、電磁波の一種なのですが、
その電磁波を肌に当てると、体内の分子が振動します。
それにより体内にジュール熱を発生させることができ、体温上昇・コラーゲン生成・脂肪燃焼などなどの効果が得られる!というものなのですね。
ちなみに体内温度42℃まで上昇すると言われています。
バイポーラ式とCET&RETの違い
まず、インディバに使われている機能・CET&RETはモノポーラ式のラジオ波の一種になります。
対してハイパーナイフはバイポーラ式。
モノポーラ式とバイポーラ式、まずはこれを覚えておいてくださいね!
基本的に、ラジオ波はこの二つのどちらかが多いですよ。(最近ではフラクショナルRFとかマルチポーラとか、色々出てますが。それはまたの機会に。)
モノポーラ式とは
モノポーラ式のラジオ波は「対極板」と呼ばれる、電気を体内に通電させるための板が必要となります。
一見ゴム板のようなものが多いですが、この対極板を体の下に敷いておかないと、モノポーラ式のラジオ波は機能しませんので注意!
皮下2㎝程度の部分から、5㎝まで加温することができます。
特に5㎝までの深い加温は、身体の内部のけっこう奥のほうが熱くなりますので、施術してもらうと「体の奥が…!!熱い!燃焼してるうう~~!」と体感しやすいですよ。
CET&RETとは
CET&RETは、モノポーラ式の1種になりますので、対極板が必要です。
CETとRETでモードを変えることができ、通常CETハンドピースとRETハンドピースに分かれていますよ。
ややこしいのですが、CETはバイポーラ式でも存在します。
RETモードは超深部加熱モードで、バイポーラ式にはありません。
セルライトや皮下脂肪の燃焼に効果アリ!と言われています。
内臓脂肪レベルまで到達するので、効果が高い!と言われています。
ハンド施術がイチオシ!!のインディバのCET&RET
インディバのようなモノポーラ式の何が一番いいかというと、「ハンドを伝って電磁波が出る!」ということです。
対極板が敷いてあって、お客様の肌に触れてさえいれば、上の写真のように、エステティシャンのハンドを通してでも、ラジオ波が出るんです。
つまりエステティシャンの手からラジオ波ビームが出る!みたいなイメージです。(お客様の肌に触れていないといけませんが)
「ハッ!!!」※イメージです
ですので、もみほぐしをしながらのラジオ波施術が可能になります。
これは、普段ハンドマッサージをメインにやっているサロンさんにとっては非常に便利で、自分の強みを生かせるマシンではないでしょうか(^^♪
バイポーラ式とは
ハイパーナイフに使われているバイポーラ式は、対極板がいりません。
このようなハンドピースなのですが、先端の金属部から電磁波が流れ、また一方の金属部へと電磁波が帰っていきます。
加温する範囲がモノポーラ式と比べると浅く、その分ピンポイントで脂肪を燃焼させられます。
モノポーラ式とバイポーラ式のメリット・デメリットは?
モノポーラ式(ここではインディバ)とバイポーラ式(ここではハイパーナイフ)、もちろんどちらもメリットデメリットがあります。
モノポーラ式のメリット
①実感しやすい
まず、体温上昇の実感がしやすい!というところがあげられます。
RETの超深部加熱モードですと、「あっつ~~~!」という感じになります。
お客様も汗だらだらになることもしばしば。
私の実感としては、特にウエスト回りなど、サイズダウンがしやすい!と思います。
②皮下2㎝~5㎝と加温範囲が広い
インディバのようにCET&RETでモードを変更できるものは、表皮に近い部分と、超深部を分けて施術できるのもイチオシポイントですね。
③ハンド施術ができる
なんといっても手を通して通電させられる…ハンドRF施術ができるのが素晴らしいポイントです。
モノポーラ式のデメリット
①温度調整の難しさ
があげられます。
内部でジュール熱が発生する時間も温度も体感も、個人差がかなりあります。
お客様によっては、同じ出力でも「熱すぎる!!」と、施術を怖がってしまう可能性もあるのです。
でも、出力を低めからだんだん調整していくことで、これは避けられますよ。
あとは慣れの問題もあります。十分に練習することがとにかく大事です。
②スパークの危険性
バイポーラ式よりもスパークといってバチン!となる可能性が少し高いです。
ですので施術前にはお客様に貴金属類を外していただく必要があります。
しかしこちらも、機械の性能も上がってきていますので、一昔前よりはさほど気にする必要はなくなりました。
バイポーラ式のメリット
①温度調整が楽で、施術が簡単
まず、モノポーラ式よりも浅い部分でジュール熱が発生するので、モノポーラ式と比較すると温度が発生するのが早いです。
それにより、お客様の体感タイミングも早いので、出力の調整も早いタイミングでできるため、お客様が「熱すぎる!!!」となる可能性は少ないです。
②ピンポイント施術が得意
モノポーラ式と比較してみると、バイポーラ式のほうがより狭い範囲を狙うイメージになります。
ですので、表皮に近い皮下脂肪にアタックするのにはバイポーラ式のほうが向いていると言えるでしょう。
③安全に、簡単に施術ができる
ハンド施術が得意なのがモノポーラ式のメリットでしたが、逆に、バイポーラ式であればハンドは施術できなくても、
マニュアルに従っていればできてしまうともいえます。
スパークの心配も少なく操作も簡単なため、新人さんにも導入しやすいと言えるでしょう。
バイポーラ式のデメリット
①超深部加熱ができない
やはり浅い部分だけの施術のため、広く深い範囲での効果は期待できません。
②ハンド施術ができない
↑のメリットともかぶりますが、ハンド施術を目的としていないので、電極をそのままお客様の肌に触れさせ、施術することになります。
逆にハンド施術に自信がなくても導入することができますので、メリットにもなるわけですね。
いろいろな読者さんに、「このマシンどうですか?」などご質問をいただきますが、ブログでは言えないこともたくさんあります。
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導入するならどっちがおススメ?というと…
機能だけで言うと、どちらもメリット・デメリットがあるハイパーナイフとインディバ。
冒頭でお話したとおり、
ハンド派ならインディバ。
カンタン施術ならハイパーナイフ。
自分のハンド技術をより一層効果的なものに!という場合はインディバなどのCET&RETはおススメ。
スタッフが多いサロンさんなど、効果を一定にしたい場合はスタッフさんの上手い下手が出にくいハイパーナイフなどのバイポーラ式がおススメ。
という感じになります。
また、ハイパーナイフであれば補助的に使うこともできるので、
フェイシャルが得意な方などが痩身メニューをプラスしたくて導入したり。
整体師の方が整体にプラスで使ったり、ということもよくあります。
ハイパーナイフとインディバ、どっちが集客しやすい?
集客のしやすさ、という点で言うと、どちらも有名なマシンではありますが、
ハイパーナイフのほうに軍配があがります。
ハイパーナイフのほうが、より多くのお客様に検索されている人気マシンという意味です。
検索数でいうと、ざっくりインディバの4~5倍くらいかと思います。
が!そのぶん競合サロンも多いと考えたほうがいいでしょう。
カンタン施術ならハイパーナイフ。
競合が多い。
どっちの機能も付いているマシンもあるよ
ちなみに、機能だけでいうと、CET&RETにバイポーラ式がついた複合機なんかもあったりして。
ブランディングにこだわりがなく、ただ機能がほしいだけであれば、断然こちらのCET&RET+バイポーラ式がおススメになります。
ハイパーナイフとインディバを導入検討されている方は、「機能が欲しいのか?マシンによるブランディングが欲しいのか?」をよーく考えてみてください!
いろいろな読者さんに、「このマシンどうですか?」などご質問をいただきますが、ブログでは言えないこともたくさんあります。
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