HIFUで施術する時の注意点はある?トラブルが多いって本当?

こんにちは、レディチアです!

今日は美容機器HIFUで施術する時の注意点はある?トラブルが多いって本当?

ということについてお話していきます!

先に結論から言いますと

HIFUでの施術トラブルは多く、導入するには非常にリスクが高いです。

では、具体的な注意点やトラブルなどについて解説していきますね!

HIFUの施術での注意点

HIFUの施術の注意点の説明の前に
まずはHIFUがどういう原理の施術かということを軽く説明しますね(^^)

HIFUの理論とは?
HIFUは「高密度焦点式超音波」という超音波を使用して
表在性筋膜(SMAS層)という、皮膚の奥深く、
皮下脂肪と筋肉の境目にある筋膜にアプローチをかけていきます。
また、SMAS筋の部分以外にも、用途に合わせて深さを選ぶことができます。
(カートリッジで深さを変えます)

これは皮膚のかなり深部にあり、1点に集めた密度の高いエネルギーを照射するのですが
イメージとしては小学生の時に虫眼鏡を太陽光に当てて新聞を燃やすという実験
思い出してください!あれが、HIFUの理屈なんです!
人間の脂肪というのはブドウの房のようになっていて
HIFUはブドウの実(脂肪)をジュッジュッと1個ずつ燃やしていき実を弾けさせます。実だけ弾けて皮は残るのですが、残った皮は老廃物と認識させて
体外に時間をかけて排出されていくという流れになります。
このHIFUの「高密度焦点式超音波」という超音波を使用して
1点を集中的にアプローチしていき脂肪を分解していくのがHIFUの原理なんです!
また、超音波の熱エネルギーを皮膚内部に点状に集中させ、
タンパク変化を起こすことでコラーゲンの再生を促し、たるみも改善してくれるんですよ~。

HIFU施術での注意点①:熱傷を起こす可能性

HIFU施術で多いトラブルの1つが熱傷で
お客様に怪我をさせてしまうということです。
超音波を1点に集中させると、
出力によって焦点部分を高温にするができるのですが


この出力を徐々に上げていかないと
お客様が火傷を負うリスクがあります。

仮に最大出力が100だとして
いきなり「ご予約の時間が短いので100の出力で行いますね」などもってのほかです!!
(このトラブルも実際に起こったことの1つです💦)

実際に、

・熱傷で顔の半分に水ぶくれができた

・HIFUの施術で火傷をして治るまでに半年かかった

という事例もあり、中には傷跡が残ったということもあります…。

HIFUは皮膚表面を傷つけずに施術を行えますと言われていますが
扱い方を間違えれば傷つけてしまうということを覚えておいてください!

HIFU施術での注意点②:神経損傷の恐れがある

HIFUは先ほども説明したように
虫眼鏡の理論で皮膚のかなり深い部分にアプローチをしていきます。

1点を皮膚の奥まで照射するため

・カートリッジを顔用でなく体用で間違えて打ってしまった
・顔の施術の際に打ってはいけない場所に打ってしまった

他にも例は色々とありますが、
上記のようなことが起こった場合に神経を傷つけることがあります。

特に、顔のHIFU施術は神経を避けなければならず
打てる筋膜の場所も決まっているため

誤って神経にハイフを打つと、
鈍痛や頭痛といった神経痛や神経損傷を引き起こします!

いろいろな読者さんに、「このマシンどうですか?」などご質問をいただきますが、ブログでは言えないこともたくさんあります。

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HIFU施術でのトラブル

ここからは、HIFU施術のトラブルについてお話をしていきますね!
実際に起こっているトラブルについていくつかお伝えしていきます。

トラブル①:2017年国民生活センターからトラブル発生の発表

HIFUは2017年に国民生活センターからトラブルが発生したことが発表されています。

 全国の消費生活センター等には、エステティックサロン(以下、「エステサロン」とする。)等で
HIFU(ハイフ)という「高密度焦点式超音波」や、
それに類する超音波技術を応用したという機器(以下、「HIFU機器」とする。)で施術を受けたところ、
「顔面が急に熱くなり痛みが走った」や「熱傷になり、治るまでに半年かかると言われた」、
「神経の一部を損傷した」等で治療に数カ月を要する危害を負ったといった相談が寄せられています。

トラブル②:2015年国内未承認の医療機器販売でエステサロンオーナー逮捕

HIFUの健康被害が出たとして大きくとりあげられたのがこの件となります。
既に「Di-Lipo」はメーカー回収がされ販売中止となっていますが、
その後エステサロンでHIFUを扱うことについて様々な意見が出始めたきっかけといえる事案ですね。

逮捕容疑は昨年10~11月にかけ、国内では未承認の医療機器「Di-Lipo」3台を大阪府のエステサロン経営者3人に計1,350万円で販売した疑い。

この機器は、国内では主に前立腺がんの早期治療で使われているが、
既に海外では痩身用としても広く使われている。
同社は2013年7月~昨年12月、全国のエステサロン店などに約230台を販売、
メンテナンス料を含め約10億円を売り上げていた。

昨年12月頃から、施術を受けた女性が、
皮膚に水ぶくれができる健康被害が確認されており、大阪府が商品の宣伝などをやめるよう指導していた。

トラブルにより施術者が逮捕される危険もある!

どの美容機器にもあり得ない話ではないですが
施術をしてトラブルが起きてお客様に被害が出たときに
施術者が逮捕される可能性もあります。

特にHIFUは健康被害などの報告も多く
「気になるけど導入するのは怖い」というエステサロンが大変多いです。
(これだけ、健康被害の話が出ていたらそうですよね💦)

痩身用のHIFUは出力も医療用よりも低く設計されているとはいえ

何かトラブルが起こる可能性は【無きにしも非ず】です!!

扱い方や購入する機器の選定をきちんと行い
お客様へ施術時のリスクなどをきちんと伝えれば
こういったトラブルの回避もできるかもしれませんが

それでも、100%のトラブル回避ではないということを忘れないでください!

まとめ

今回は、HIFUの施術での注意点とトラブルについて書いてきました。

HIFUは機能性が良いという部分も、もちろんありますが
それ以上の機能に対してのリスクが大きい美容機器です。

ご自身のサロンに導入したいと考えているオーナーさんは
こういったトラブルがあるということを覚えておいていただいて
検討をしていただければと思います!!

HIFUの記事は今後も色々と書いていく予定ですので
今回の記事だけではなく今後の記事もぜひ参考にしてくださいね!

レディチアではエステサロンさんが損をしない
経営で失敗しないように正しい情報発信を行っています♪

「HIFU以外でうちのサロンに合う機器はある?」といった
ご相談もお受けしてますのでお気軽にご連絡くださいね!

それではっ

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私はエステサロンオーナー10年目のレディチアです。

美容機器をたくさん試して研究しながらサロン運営をするなかで、
エステ機器選びで失敗したことや
集客方法で間違っていたことなどがた~くさんあります。

辛い思いもたくさんしました。

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